今週の日経平均株価は続伸。アメリカ市場が弱気が調整していたにもかかわらず、力強い逆行高を見せている。新興市場は変わらずマザーズ指数が停滞するなど状況は悪く、しばらくはこの傾向が継続するかもしれない。

 今週は保有していた3664モブキャストが引き上げたトレイリングストップに引っ掛かって薄利で撤退。一時は大きな含み益はあったものの、ボラティリティが極端に過剰であったため、すぐにストップにぶつかってしまった。

 3901マークラインズの投資でもそうだが、年明け以降、ボラティリティが過剰な銘柄に仕掛けては、ことごとくロスカットを余儀なくされている。自分の心にその理由を聞けば、早く利益を出したいという焦りがその根底にあるのは間違いない。僕はいわゆる意識低い系の会社員であり、会社や仕事はまったく好きではないが、辞めたところで現状より条件がよくなるあてもなく、嫌々ながら仕事を続けている。4月からはこれまた憂鬱な地方への転勤となる可能性が濃厚で、今年の1月くらいからは、無理矢理でもファイブバガーくらいを狙って、はやばや早期セミリタイアでもしたいという気持ちが、理性では隠していても心の内側にはあった。加えて、2014年は一銘柄への集中投資で成功していたことも自信になって、ボラティリティの激しいIPO銘柄への集中投資に傾いてしまった。

 モブキャストへの投資はマークラインズでの失敗による副産物で、そもそもが自分の投資哲学とはあまり相いれない銘柄だった。成長株の上値を買うというのが僕の基本的なスタンスだけど、モブキャストが成功するかどうかは複数のゲームアプリが長期的にヒットするか否かにかかっていて、リリース前後の思惑相場で激しく上下動し、すぐにロスカットしかねない状況での投資は、短期トレードならよくても中長期投資では適さない。実際、モブキャストも激しい急落の中で思ったように利益を伸ばすことはできなかった。

 記事タイトルにもあるように、来週以降はスクリーニングして調査した複数の個別銘柄があるので、一銘柄集中投資はやめて、5銘柄程度に分けて投資を行うこととしたい。常識的には、5銘柄程度でも十分に集中投資なのだけれども、複数回シミュレーションしてもそれ以上銘柄を増やしたところで、最大ドローダウンの程度は数パーセントしか低減されなかったし、それ以上に銘柄を増やせば個々の銘柄を追い切れなくなる懸念もある。また、値上がり率ランキングなどをあまり見すぎると、どうしても隣の芝が青く見えてしまって、安易に他の銘柄に乗り換えてしまうので、ここは得意の気絶投資法で、自身の保有銘柄の中長期の値動きに集中することに徹したいと思う。5銘柄に分けて投資をしていれば、仮に一銘柄で30%のドローダウンを被っても、全体では十分に再帰可能なレベルであり、落ち着いて中長期に銘柄を保有できるだろう。もちろん、市場リスクは回避できないけど、僕はもともと市場リスクをコントロールすることはほとんど不可能だと思っているし、短期的なタイミングを読んで銘柄を頻繁に売買する戦略は明らかに僕に向いていないので、もう諦める方向性としたい。また銘柄を分散することで早期リタイアも遠のくだろうけど、去年せっかく儲かった利益をすべて水泡に帰すよりはマシだ。ただ、時期が遅くなるのは別として、将来的な期待値的には分散投資したほうが早期リタイアの可能性は高まると思われるので、慌てず焦らず投資を続けていきたい。


取引:3664モブキャストを全株売却
保有銘柄:7614オーエムツーネットワーク
保有資産評価:19,137,482円(先週比-1,829,290円うち150万円出金)