今週の日経平均株価は反落。上値を徐々に切り下げながら下値を狙う嫌な展開で、アメリカ株式市場も同様に冴えない。為替についても円安傾向に一服感があり、今後本格的に株式市場が下落トレンド入りしないかどうか、注視が必要だ。

 今週は保有していた3299ムゲンエステートが日経平均株価の反落に連動して下落を継続したことから、ほぼ買い値圏まで引き上げたトレイリングストップに引っ掛かって、数パーセントの薄利で利益確定を行った。 今週はこの判断までは問題なかったのだが、そのあとに購入した直近IPO銘柄である3901マークラインズを高値掴みし、かなりの含み損を被ることとなった。

 マークラインズは、6031サイジニアや6033エクストリームなど、同時期のIPO銘柄とともに、勝ち組として上昇を開始している(ように購入時は見えた)。事業内容としても、マークラインズは自動車産業に特化した情報サイト運営事業を行っており、同業他社はなくオンリーワン企業であるほか、自動車という極めて裾野の広いテーマを取り扱うことから、今後の潜在的な顧客も多数いると思われる。現在の市場テーマとして、電気自動車や水素自動車、自動運転技術、自動車のIT化などがあるが、異業種の参入が相次ぐ技術競争の中で勝敗を競うのではなく、情報提供を行うことで利益を得るというビジネスモデルは、最終的に勝者となる可能性が高い。同業他社はないが、同様のビジネスモデルでは医師向けの情報サイトを運営する2413エムスリーや、より幅広く見るのであれば2148アイティメディア、2193クックパッド、2371カカクコム、2440ぐるなびといったような企業があるが、どれも高PERで評価されており、直近IPOのマークラインズのPER50倍は、特段割高というわけではないように見える。テクニカル分析的には、上場初値と上場来安値をつけた価格帯が抵抗線となっているだろうが、すでに上場初値圏まで株価は下落する展開となっており、注意が必要だ。

 すでに僕自身はマークラインズで20%に近い含み損を被っており、致命傷でのロスカットも脳裏によぎるが、思えば2014年も7844マーベラスや8202ラオックスへの投資で、購入直後に30%程度のドローダウンを食らっており、新年早々改めて僕の購入タイミングの悪さを痛感するはめになった。そもそもマークラインズへの投資が、長期的な結果がどうなるかは分からないにしろ、少なくとも短期のタイミング的には完全に失敗していることから、やはりできる限り僕が投資判断を行うことは避けた方が良いと改めて感じる。つまり頻繁なトレードはそれだけ投資判断を行う機会が増えることから、僕が最も避けるべき僕自身の弱点であり、一度上手くいったポジションはとにかく気にせず3か月から6か月程度は保有するべきであるように思える。これまで投資を行ってきた2780コメ兵や3299ムゲンエステートは、ともに購入後に利益を伸ばした後、どちらも急落ですぐに利益確定をしたが、現在も株価は高値で安定している。損小利大を実践するのであれば、含み益のあるポジションが急落したからといって簡単に利益確定すべきではないのかもしれないし、結果保有を続けた方が、購入後の最高値と比較すればマイナスであっても、他の銘柄を買うよりパフォーマンスが良いことは多々ある。この辺りは正直何が正解かよく分からないけど、ひとまずマークラインズは伝家の宝刀「気絶投資法」と「入金投資法」で、明確な長期の下落トレンド入りが確認されるまでは投資を継続したい。


取引:3299ムゲンエステート全株売却・3901マークラインズ購入
保有銘柄:3901マークラインズ・7614オーエムツーネットワーク
保有資産評価:24,733,245円(先週比-7,180,235円)